「ラフロイグ」は、スコットランドの西海岸沖合に浮かぶアイラ島にある蒸留所で製造されているシングルモルト・スコッチ・ウイスキーです。創業者は、1810年頃にジャコバイト蜂起の失敗によってアイラ島のラフロイグへ逃れてきたジョンストン兄弟。アイラ島のラフロイグに定住したジョンストン兄弟は、牧畜と併行して家畜の飼料となる大麦を使ったウイスキー造りをはじめ、その味がアイラ島で評判になります。
ジョンストン兄弟は、1815年に牧畜をやめてラフロイグ蒸留所を設立し、ウイスキー造りに専念することになります。
「ラフロイグ」とは、ゲール語で「広い湾の近くにある美しい窪地」という意味です。
「ラフロイグ」のウイスキーは、強いピート(泥炭)香・フレーバーを持つスコッチウイスキーとして有名。好き嫌いがはっきり分かれることでも知られています。
熟成にはバーボンのファーストフィル(バーボンを取り出したばかりの樽)のみが使用されており、スモーキーでありながら、バニラやクリームのような芳醇な香りが潜む飲み口が特徴です。
ポケットボトルは、渓流釣りやソロキャンプの必需品だという方もおられるのではないでしょうか。きれいな湧き水があったら割ってテイスティングを楽しんでください。
すっきりとした爽快感を堪能したいなら、やはりハイボールがおすすめ。グラスにクラッシュドアイスを投入して、「ラフロイグ」を注ぎ、きりっと冷えたソーダで割り、炭酸が逃げないようにそっとステアしてください。