1. ラベル5の基本情報
このウイスキーは私がウイスキーにハマり始めた初期の20代後半あたりに初めて手にしたと記憶しています。
今回も独断と偏見でのん兵衛的にこの銘柄について書きとめていきたいと思います。
ラベル5は酒類的にはブレンデッドのスコッチウイスキーで、古くからある銘柄です。 700mlで度数は40度です。
角ばった扁平のボトルに格納されたブラウン色が強く映えます。
ウイスキーの中ではポップなラベルが目を引きますね。
2. 飲み口・香りや口当たり・においなど
ストレートで一口含んでみると、強めのアルコール臭と、雑味が感じられます。
若干のトゲも感じるので初めて飲んだ人はちょっとびっくりするかもしれません。
なんというか、彼の主張を代弁すると「俺、そこら辺のスコッチとはチゲーから」的なツッパリ君的な感じです(笑)
決してマズイと言うわけではないのですが、誰かに「初めてスコッチを試してみたい」と言われたら私はおススメしません。
逆に、無難なスコッチを何種類か試した人には変わり種として紹介するかもしれませんね。
シングルモルトは別格として、低価格帯のスコッチはクセが無く飲みやすいのが多いのでファンも多いと思いますが、長く飲んでいるとどうしても飽きちゃうこともあります。
かといってジャパニーズやバーボンなどの独特の味わいが苦手という人は気分転換にいいかもしれません。
3. おすすめの飲み方
個人的にはストレートではちょっと受け付けないので、ハイボールをおススメします。
プレーンの炭酸水ではまだラベル5自体の癖や雑味を消しきれないので、フレーバー付きの炭酸水か味の付いた加糖の炭酸水がいいと思います。
炭酸なしの一般的なジュースだと、ラベル5の雑味とジュースの風味が喧嘩して共倒れになります。
ハイボールにして、味の濃い中華に合わせるのが組み合わせとしては一番合います。
洋食にも合いますが、スコッチにしては珍しく和食系にはあまり合いません。
お刺身にも合わなかったですね。
味の濃い料理やフライなど揚げ物系はハイボールと相性が良いので合わせてみてください。
もし割材にコーラがあれば一番おススメです。
ウイスキーコークにすれば大方のウイスキーの雑味は消し去ってくれるので、どんなウイスキーでも美味しく飲めますよ。
ちなみにお湯割りも試してみましたが私は受け付けませんでした。
4. その他、コスパなど
私の近所の酒屋では700mlで1,100円弱です。
1,000円台を超えてしまっているため、これまで紹介してきたホワイトホースやカティサークなどの低価格帯のスコッチよりは高いので、これも私的には評価が悪くなります。
味でも上記2銘柄には劣っているのに値段が高いというのはどうしても納得感が持てないんですね。
1,000mlボトルもあって、こちらは確か1,500円くらいだったと思います。
大ボトルが出ているということはファンがいて需要もあるということなのでしょう。
お酒に対する感受性だけでなく、味の好みも人それぞれなんですよね。
- ウイスキーまとめ - のん兵衛のおすすめ
- VIEW:10,055