1. ホワイトホースファインオールドの基本情報
出典:http//bit.ly
このウイスキーにも普段から大変お世話になっております。
ホワイトホースにはシリーズがあって、12年物など中価格帯のものもありますが、今回は一番低ランクの庶民派シリーズについてです。
ウイスキーの種類的には前回ご紹介したウィルトンハウスと同じくスコッチで、こちらもモルトとグレーンを混合したブレンデッドです。
鮮やかなブラウンの色が美しく、ボトルラベルには名前の由来である白馬が記されているので、品探しの際には目印になります。
ファインオールドのボトルは縦長のものと、ちょっとずんぐりしたタイプのものがあり、なぜか時期によって酒屋に置かれているタイプが違います。
量も中身も全く同じなのですが、その理由は分かりません。
個人的にはずんぐりタイプの方が重厚感があって好きですね。
今回はこのウイスキーをのん兵衛的目線で書きとめていきます。
2. 飲み口・香り・口当たり・においなど
飲み口は低価格帯のスコッチにしては濃厚です。
ストレートならスモーキーさもほんの少し感じます。
色味が味覚に影響を与えているというのを聞いたことがありますが、カラメルの色で濃い色をしているので、味も濃く感じているのかもしれません。
でも庶民が飲むウイスキーの多くにはカラメルが入っているので全然気になりません。
濃いとはいってもクセがあるわけではなく、刺激の少ないマイルドな味わいです。
また若干ですが舌に乗せて味わうと甘味も感じます。
3. おすすめの飲み方
スコッチ系は割とどんな食事にも合いますが、ホワイトホースも広いレンジの食事に合います。
ですのでぜひ日常の食事と合わせて楽しんでほしいと思います。
和洋中どれでもOKですが、特に和食に合う気がします。
その中でも私はお刺身に良く合うと思いますよ。
お刺身の油と醤油の味を楽しんで、ホワイトホースをちびりとやる。するとお刺身もウイスキーの方もどちらの味も引き立つんです。
水で割ってしまうとお刺身とのマッチングが少しだけずれる気がしますから、できればストレートをお勧めします。
どうしても度数がきついという人は氷を落としてみてもいいかもしれません。
ハイボールにしても十分に美味しいですが、ウイスキー自体の味が好きなので、炭酸で割ってしまうのは私的にはちょっともったいないと思ってしまいます。
でも冬場のお湯割りはおすすめです。お湯で割ると香りが立つので美味しいです。
4. その他、コスパなど
ウィルトンハウスよりは100円高いですが、それでもこの価格でこの美味さですから十分納得感があります。
知り合いの酒好きに聞いたことがあるのですが、ホワイトホースは昔(今から数十年前)はかなり高価で、簡単に手が出なかったと話していました。
スコッチは輸入酒ですから、製造コストや流通の事情なども今とはかなり違っていたのでしょうね。
なお、機会があれば書いてみたいと思いますが、ホワイトホースには12年物もあります。
こちらはもう千円くらい高いので日常で買うことは無いのですが、二回くらい買ったことがあります。
12年物はスコッチの風格がやはり強く、スモーキーな潮の香りを強く感じました。 ちょっと高いけど余裕のある人は日常のお酒として利用しても良いと思いますよ。
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