1. ブラックニッカクリアの基本情報
前回まではスコッチウイスキーでしたが、今回やっとジャパニーズウイスキーの登場です。
ブラックニッカクリアはニッカウヰスキーが手掛けるブランドで、ボトルに描かれているステンドガラス風のヒゲのおじさんがメインキャラクターに設定されています
。 ウイスキーに詳しくない人も必ずどこかで目にしているはずです。
度数は37度、四角い透明の角ボトルに格納された中身は茶色く色づけされていて、ウイスキーっぽさが見てとれる一品です。
2. 飲み口・香りや口当たり・においなど
どちらかというとジャパニーズはトゲのある攻撃的な味わいが強いという印象(思いっきり独断と偏見です)がありますが、このウイスキーは低価格のためか、良くも悪くもあまりそのような印象がありません。
しかしトゲというよりは雑味を感じ、普段スコッチを飲む私としては香り、味ともにちょっと重く、違和感を感じます。
ウイスキーの初心者が最初に飲んでしまうと、もしかしたら「うーん・・」と拒否感を持ってしまうかもしれません。
日本人ですから「最初は日本のウイスキーを」と思う人が多いと思いますが、最初はこれまで紹介してきたホワイトホースやカティサークあたりを試してみることをおススメします。
3. おすすめの飲み方
雑味や重い感じを取り払って飲みやすくなるからです。
割材としては、ジュースのような甘味があるものや味が付いたものも絶対にダメなわけではありませんが、多少雑味があるので思ったような仕上がりにならない可能性があります。
無糖の炭酸水で、フレーバー付のものが一番無難だと思います。
ただし、コーラがあれば抜群に合います。ウイスキー・コークというやつですね。
コーラのクセがブラックニッカクリアのクセを吹き飛ばしてしまうので、ほとんどコーラを飲んでいるのと同じです。
私も良くやりますが、飲みすぎてしまい結構危ない状態になったことがあります(汗)
ウイスキーはカロリーが蒸散されて太りませんが、普通のコーラは太るのでゼロカロリーコーラや特保コーラを常備してよく利用します。
炭酸水が無い場合はロックでもいいですが、雑味は消えないので初心者にはまだキツイと思います。
食事との相性は悪くはありませんが、洋食には合いません。
和洋中の中ではやはり和食系が最も適しています。
辛みの強い中華系にはハイボールのシュワシュワ系で合わせると良いと思います。
4. その他、コスパなど
これまで紹介した商品の中で最低価格ですね!
私も値段につられてたまに買います。
家にはスコッチ、ジャパニーズ、バーボンなどウイスキーの他にテキーラやジン、ブランデーなど各種の酒を必ず一種類確保していますが、ジャパニーズは主にハイボール要員なのであまり味にはこだわらないため、安さ優先で我が家に買われてきます。
ちなみにブラックニッカにはシリーズがあってラインナップが豊富です。
「リッチブレンド」や「ディープブレンド」などの他8種類ほどあります。
私はそれらのうちまだ3種類ほどしか試していませんが、やはり値段が高くなるほどに風味が強くなり、ジャパニーズウイスキーの風格が増していくのが分かります。
ニッカウヰスキーの販売戦略として、どのような購入層にも手に取ってもらえるように、価格帯を細かく設定しているのでしょう。
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