アメリカンウイスキー『ブラントン』はサラブレットと騎手が特徴的なボトルキャップ

アメリカンウイスキー『ブラントン』はサラブレットと騎手が特徴的なボトルキャップ

ボトルが個性的でかわいい見た目の「ブラントン」は、味わいも芳醇で上品でおすすめです。
今回は、お気に入りのバーボンという人も多いブラントンの特徴を解説します。 2017年11月26日作成

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ボトルが個性的でかわいい見た目の「ブラントン」は、味わいも芳醇で上品でおすすめです。
今回は、お気に入りのバーボンという人も多いブラントンの特徴を解説します。 2017年11月26日作成

丸いフォルムのボトル、精巧な馬のボトルキャプ、手書き文字の入ったラベルと、存在感のあるルックスが特徴的なブラントン。 一口飲めば、シングルバレルならではの豊穣な味わいに魅了される個性的なバーボンウイスキーです。

ブラントンの主な特徴

出典:https//goo.gl

ブラントンの最大の特徴は、シングルバレルであること。オーク樽の新樽の内側を焼き、その中に原酒を入れて4年間熟成させます。 その後、樽ごとにテイスティングを行い、ブラントンにふさわしいものだけを選別、さらに4年間熟成を重ねます。異なる樽の原酒をブレンドすることはないので、樽ごとに違った味わいです。A〜Zまである熟成庫の中で、特別なH倉庫のみで熟成されます。

ブラントンの歴史

ブラントンの創業は1984年。比較的新しいものですが、ブラントンを生んだ蒸溜所は、1857年に設立されたケンタッキー州のフランクフォートにあるバッファロートレース蒸溜所です。バッファローの足跡という意味で、かつてはエンシェントエイジ(最古の時代の)蒸溜所といわれた場所です。 この蒸留所自体も2005年に全米初のデスティラリーオブザイヤーを受賞。その後も受賞を重ねるなど、評価の高い蒸留所です。仕込み水にはアパラチア山脈からの湧き水を使用しています。ブラントン独特のまろやかさには、この清冽な仕込み水も影響しているのでしょう。

ブラントンの知識

ブラントンのラベルには、熟成した樽に関する情報が詰まっています。熟成した樽のナンバーやシングルバレルは、本数が限られています。樽からボトリングしたボトルナンバーや、蔵出しの日付が記載されているので、じっくり見てみるのも面白いです。 特徴的なサラブレッドと騎手のボトルキャップは、「BLANTONS」の綴りに合わせて8種類のボトルキャップが用意されています。Bから順にSまで並べてみると、止まっていたサラブレッドと騎手が駆け出して行くアニメーションのようになる仕掛けが施されています。コレクターでなくても全部集めたくなってしまいそうですね。

おすすめの飲み方・シチュエーション

味はすっきりと飲みやすいので、加水する場合は水割りよりもトワイスアップがおすすめ。 ブラントンをグラスの1/4以下の量注ぎ、同量のミネラルウォーターを注ぎます。水は冷やしたものではなく、常温がベター。軽くグラスを回した後、テイスティングします。 より香りを楽しみたいときは、ロックグラスのような飲み口が広いグラスではなく、テイスティンググラスのような飲み口が細くなっているグラスがおすすめです。
ブラントンは、シングルバレルに手書き文字入りのラベル、8種類のボトルキャップなど、テイストも見た目も存在感たっぷりの1本です。魅力溢れるウイスキーなので、バーボン好きの方ならいつまでもブラントンについて語れてしまうのではないでしょうか。
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