フォアローゼズ
フォアローゼズは、バーボンウイスキーの代名詞的なウイスキー。ケンタッキー州ローレンスバーグにある蒸留所で1910年から製造されている歴史のあるウイスキーブランドです。現在、ローレンスバーグ蒸溜所はアメリカの国家歴史登録財に指定されています。
味わいの特徴は、トウモロコシとライ麦を原料にした特有のまろやかさにあります。バーボンに詳しい人でしたら、フォアローゼズはストレートで飲むのが一番おいしいと口をそろえて言うことでしょう。ショットグラスで飲むより、香りを楽しみながら少しずつ味わって飲むテイスティンググラスのほうがオススメです。
カティサーク
カティサークは、モルトウイスキー原酒とグレーンウイスキー原酒をブレンドしたスコッチウイスキーです。見た目はシングルモルトのような透明感がありますが、スコッチウイスキーならではの海藻のピートが効いた強い個性を持っています。
そのままロックやストレートで飲む方法もおすすめですが、暑い季節にはクラッシュドアイスをグラスに投入して炭酸で割って飲む方法が一番おいしいと思います。レモンやライムを搾って香りと酸味をプラスする飲み方もオススメです。
竹鶴
竹鶴はNHKの連続テレビ小説「マッサン」で有名になったニッカウヰスキーの創業者「竹鶴政孝」氏の名前をとったピュアモルトウイスキーです。
竹鶴もストレートで飲む方法がオススメです。特に21年ものや17年ものの熟成させたボトルは、ピュアモルトならではの濃密な味わいと香りが楽しめます。まろやかでリッチな余韻を味わってください。グラスはショットグラスよりもテイスティンググラスの方が良いでしょう。
サントリー角瓶
サントリー角瓶は比較的リーズナブルな値段で販売されていることから庶民のウイスキーと呼ばれています。安いだけではなくて、ウイスキーファンから根強く支持されている銘柄です。高級ウイスキーよりも角瓶のほうが好きだというウイスキーファンが大勢います。
飲み方は、言うまでもなく「角ハイボール」がオススメです。グラスにクラッシュドアイスを投入して、好みの量の角瓶を注ぎ、炭酸で割ってレモンを搾り入れ、マドラーで1回だけステイしてください。絞る柑橘はレモンやライムのほか、柚子やスダチを搾り入れても爽やかで一風変わった香りと味わいが楽しめます。
ジャックダニエル
「ジャックダニエル」は紹介し忘れてはならない銘柄です。ジャックダニエルはバーボンウイスキーと混同されがちですが、バーボンウイスキーではなくてテネシーウイスキーです。蒸留したあと、サトウカエデの炭でろ過させています。バーボンウイスキーにはない、繊細で上品な口当たりがジャックダニエルの特徴です。
西部劇でショットグラスがバーカウンターを滑るシーンをよく見かけますが、ジャックダニエルはショットグラスで飲むのがオススメです。一気にグイっと飲むのではなく、少しずつ味わいながら時間をかけてお楽しみください。
ウイスキーの特徴に合わせて、飲み方も変えてみるとより一層ウイスキーの奥深さを感じることができます。ぜひ試してみてくださいね。
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