バーボンってどんな種類?ウイスキー大百科

バーボンってどんな種類?ウイスキー大百科

「バーボンウイスキー」の故郷はアメリカです。バーボンにもいくつもの種類があれば味の違いがあります。特徴など説明しましょう。 2018年02月10日作成

  • ウイスキー銘柄 - アメリカンウイスキーウイスキー銘柄 - アメリカンウイスキー
  • VIEW:286

「バーボンウイスキー」の故郷はアメリカです。バーボンにもいくつもの種類があれば味の違いがあります。特徴など説明しましょう。 2018年02月10日作成

世界5大ウイスキーに名を連ねているアメリカンウイスキーの中でも世界中の人たちが耳にしたことがあるのがバーボンウイスキーです。原材料や蒸留の違いで生まれたバーボンの種類を見てみましょう。

1.バーボンの歴史

ケンタッキー州バーボン群には多くのフランス人入植者が集まったことから、ブルボン王朝の名前を懐かしんだ入植者たちによりBourbon(ブルボン)という地名になりました。

スコットランドやアイルランドからの移民たちも住みついた土地であったことから皆がこぞってウイスキー作りに挑戦したのです。

■蒸留所
蒸留所の多くはケンタッキー州に集まっています。
現在ではその数も30か所とも言われています。
なぜ、ケンタッキーに集中しているのでしょう。

それは、バーボンウイスキーを蒸留しやすい条件が詰まった土地だからです。
アパラチア山脈からの空気、ブルーグラス草原の大地のにおい、オハイオ川の清らかな水がウイスキーの生産にピッタリの土地と言えるでしょう。
そして、寒暖差が大きく、夏は30℃、冬は氷点下20℃です。
東京の夏と北海道の冬というイメージでしょうか。
この地で1年以上熟成されたものをバーボンと呼ぶのです。

また、バーボンの製法さえ守られているのであればアメリカ本土のどの地域でも蒸留することができますし、バーボンウイスキーと名乗ることも可能です。

2.原料

バーボンウイスキーで用いられる樽は、内部を一度焦がすことで、タンニンに含まれる苦みや渋みが溶出されて、それが味を深くすると考えられています。
このことが「男性的で力強い味」などと表現されているのですが、樹木が蓄えた自然の甘みなども混ざり合い、ナッツやバニラの味わいだと女性好みの味を醸し出しているとも言われています。

●主原料で味が違う
原材料がトウモロコシの場合には、自然な甘みを感じることができます。
配分量でライ麦が多く使用されたものであれば、スパイシーな刺激を味わうこともできますし、少しオイリーになります。
小麦が多く配分されたものはとてもマイルドに仕上がるのでバーボン初心者やお酒が強くない方にもおすすめです。

●製法
アメリカンウイスキーの中でも一番人気の高いバーボンウイスキーには製法の基準があります。
この条件を満たしたものをバーボンと称しています。

・原材料は主にトウモロコシを使用します。
全体の51%以上であることが義務付けられています。
・蒸留する際にも、アルコール度数を80度以下にすること
・蒸留する樽は、新しいものでホワイトオークを使います。
また、内側を焦がすことがポイントです。
・樽詰めの際には、65度以下と温度にも気をつかいます。
・アルコール度数を40度以上でボトリングすること。
水以外は絶対に加えないこと。

3. 味や香り

バーボンウイスキーと一言で表現されることが多いですが、その中でもいくつかの種類があります。

それにより味や香り違います。

●ストレートバーボン
熟成期間が1年以上あるものをバーボンウイスキーと位置付けています。
その中でも2年以上熟成させて、1つだけの蒸留所で作られたものだけに名乗る権利があるのを「ストレートバーボン」と呼びます。
日本でも販売されているバーボンの多くがこの「ストレートバーボン」なのです。

●シングル・バレル・バーボン
いくつもの樽をブレンドすることなく、一つだけの樽で熟成されたウイスキーを瓶詰したものが「シングル・バレル・バーボン」です。

●スモール・バッチ・バーボン
品質や材料にこだわり、多くの生産を望まずに作られたウイスキーです。
小さな蒸留所で作られていますので店頭に出回るほど数もありませんが、ハンドメイド嗜好を好む傾向にありますので試してみたい一品です。

●ケンタッキー・ストレート・バーボン
言わずと知れたケンタッキー州の蒸留所で作られたウイスキーです。
一つの樽で基準となる製法のみで作り上げられたウイスキーです

●クラフトバーボン
最上級の原材料だけを使用することで、作り手の特別な思いが込められている一品です。

4.おすすめの飲み方

バーボンはアルコール度数が高いことと香りも強いことからクセのある味わいです。
しかし、樽により深みのある味を楽しめますし、デザートのような甘みを味わうことができるのも特徴です。
できればオンザロックやストレートで試して欲しいです。

また、度数が下がる飲み方として、常温の水を使い1対1で割るのをトワイスアップと言います。
常温水を使うことでバーボンの独特な香りが蒸発しません。
いろいろな飲み方で香りを楽しむためにバーボンウイスキーはあるのかもしれません。

  • ウイスキー銘柄 - アメリカンウイスキーウイスキー銘柄 - アメリカンウイスキー
  • VIEW:286