おすすめのジャパニーズウイスキー『白州』の特徴、歴史、おすすめの飲み方など

おすすめのジャパニーズウイスキー『白州』の特徴、歴史、おすすめの飲み方など

淡い色が特徴的なウィスキー「白州」。今回は、日本が誇るジャパニーズウィスキー「白州」の特徴や歴史、おすすめの飲み方などをご紹介します。 2017年12月05日作成

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淡い色が特徴的なウィスキー「白州」。今回は、日本が誇るジャパニーズウィスキー「白州」の特徴や歴史、おすすめの飲み方などをご紹介します。 2017年12月05日作成

ウイスキー生産を開始したサントリーが、山崎についで2番目となる蒸溜所を誕生させました。それが、山梨県の甲斐駒ケ岳山麓に位置する白州蒸溜所です。約82万㎡という広大な森に囲まれており、多彩な原酒が育まれています。そこで生まれたシングルモルトウイスキーが、白州です。

白州の主な特徴

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白州は、仕込み水に軟水の南アルプスの天然水を使用しています。味の中心となるキーモルトには、バーボン樽で熟成させた若いライトピーテッドモルト原酒を使用。そこにシェリー樽モルト原酒や、酒齢20年の長期熟成モルト原酒をブレンドしています。白州をグラスに注いだ瞬間の清涼感あふれるフレッシュな香りや、口に含んだときの軽快ですっきりとしたキレのよい飲み口、ほのかなスモーキーさは、これらのモルト原酒のハーモニーから生まれているのです。発酵槽に昔ながらの木桶槽を使うことで天然の乳酸菌が働くことも、独自の風味を形成する一因となっています。一般的に入手できるラインアップは、白州12年18年25年の4種類。また、シェリー樽モルト原酒のみで仕上げた「シェリーカスク2014」や、ピートを強めに焚いた原モルト原酒を使った「ヘビリーピーテッド2013」といった個性的な製品も限定発売されています。

白州の歴史

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サントリーがウイスキーづくりを始めて50年目に白州蒸溜所が誕生しました。そこで育まれた原酒をもとに1994年に発売されたのが白州です。近年では世界的に有名な酒類のコンペ、ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)において、白州25年18年が毎年のように金賞を受賞しています。このように、今では国内だけでなく世界的にも高く評価されているのです。

白州の知識

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サントリー白州蒸溜所は、世界的にも珍しい高地の森の中にあるウイスキー工場です。森の広さはなんと東京ドームのグラウンド約64面分です。八ヶ岳や甲斐駒ケ岳にもほど近い豊かな森が、白州の味を育ててきたといっても過言ではないでしょう。白州蒸溜所では工場見学も受け付けています。所内にはバードサンクチュアリもあるので、森を散策しがてら、ウイスキーを楽しんでみてはいかがでしょうか。

おすすめの飲み方・シチュエーション

新緑を思わせる味と香りの白州は、春夏が特におすすめのシーズン。白州ならではの楽しみ方としておすすめなのは、ハイボールです。若々しいすっきりとした味わいが、ソーダの清涼感とベストマッチ。今回は、イベントなどでも用意される森香るハイボールの作り方を紹介しましょう。 まず、大きめのタンブラーにぎっしりと氷を入れます。白州をお好みの量注ぎ、マドラーでかき混ぜ、よく冷えたソーダを氷にあてないよう注意して注ぎます。最後に、炭酸ガスが抜けないよう軽くマドラーで混ぜれば完成です。ミントの葉を入れると、さらに爽やかな味が引き立つのでおすすめです。飲むシチュエーションとしては、せっかくの爽やかな味わいなのでアウトドアで楽しむのが最高でしょう。 180mlのベビーボトルも用意されているので、気持ちいい場所に出かけてちょっと一杯、といった飲み方も最高です。そんな白州の森香るハイボールにおすすめのつまみは、唐揚げやコロッケなどの揚げ物。脂っこさをさっぱりと流してくれる後口の良さは、白州ならではです。
白州は、スコットランドのシングルモルトにはない軽快ですっきりしたジャパンオリジナルの味わいが特徴です。グリーンのボトルも美しく、新緑の季節から夏にかけて楽しみたいウイスキーですね。もちろん和食にもベストマッチなので、さまざまな料理とのコラボレーションを楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。
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