ウイスキー愛好家が集まる団体があるのをご存じですか。多くのウイスキー愛好家が入会しており、日本国内の団体もあれば、世界中で活動している団体もあります。ここでは、ウイスキー好きなら知っておきたい団体とその特徴などについて紹介します。
ウイスキー愛好家たちの集いとは?
世の中にはたくさんのウイスキー愛好家がいます。ウイスキーの歴史や製法、飲み方、文化、楽しみ方などをたくさんの人に広めたいと考え、愛好家が集う団体もあります。
団体では、ウイスキーの素晴らしさを広く普及させるために、勉強会や講演会、イベントなどを催すこともしばしば。誰でも会員になることができ、ウイスキー愛好家同士で交流を深められる場となっています。
ウイスキーの愛好家の主要団体
国内で特に有名なウイスキー愛好家団体は2つあります。ウイスキー文化研究所とザ・ソサエティです。これらの団体はウイスキーを愛する人であれば、誰でも入会できます(有料)。それぞれの団体の特徴などを確認してみましょう。
ウイスキー文化研究所
ウイスキー文化研究所は、2001年3月に発足され、ウイスキー評論家で有名な土屋守氏が代表を務めています。旧スコッチ文化研究所で会員制のウイスキー愛好家団体です。
世界中のウイスキー文化や酒文化全般を知るため、研究や情報収集などを日々行い、さまざまな企画や取り組みを実施し、ウイスキー文化の普及に力を入れています。
さらには、愛好家や飲み手の育成も努めています。ウイスキーコニサー資格認定試験やウイスキー検定がまさにその例です。
ザ・ソサエティ
ザ・ソサエティは、1983年に港町リースで設立された、ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティのことです。素晴らしいウイスキーを仲間同士で味わい、分かち合い、楽しむために、スペイサイドの蒸留所からザ・ソサエティは始まりました。
14世紀に建てられたワイン倉庫を改築した建物内に本部があります。元々は小さなモルトウイスキー愛好家の集団でしたが、モルトウイスキーが世界中から高い評価を得るにつれて多くの入会希望者が集まり、今では会員数は世界で3万人規模で、世界10ヶ国以上に支部があります。日本にも1993年に日本支部が誕生しており、会員はオフィシャルバーでチャージ無料などの特典が受けられます。
日本では、汐留のWhisky Bar THE SOCIETYと、京都のBar Kellerがオフィシャルバーとなっていて、100種類ものソサエティモルトが味わえます。20歳以上でウイスキーが好きな方であれば、誰でも入会が可能です。
ウイスキー愛好家が集まる主要の団体には、ウイスキー文化研究所とザ・ソサエティがあり、どちらも誰でも入会が可能です。
ウイスキーの深い知識を得られるだけでなく、会員しか受けれない魅力的な特典もあります。ウイスキー好きな方はぜひチェックしてみましょう。
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