ビールや日本酒を飲みながら、美味しいおつまみに舌鼓を打つことに幸せを感じる方も多いでしょう。日々の疲れのリフレッシュにもなり、気が休まる時間ですよね。
しかし、食べ過ぎ、飲み過ぎによる体重増加には要注意。お酒は基本的に夜飲むことが多いので、寝る前の晩酌が体重の増加の原因になることは珍しくありません。
そこで今回は、寝る前のお酒を減らすということではなく、お酒の種類を変えることによってその悩みを解消する方法をご紹介します。
ウイスキーダイエットで痩せる!?(醸造酒と蒸留酒)
晩酌に飲むお酒を他のお酒からウイスキーにすることで、体重の増加を抑えられる可能性はあります。では、なぜウイスキーがダイエットに効果があるでしょうか。
それは、お酒の種類に関係があります。一般的に、お酒は醸造酒と蒸留酒に分けられます。ビール、日本酒、ワインが醸造酒であり、焼酎、ウイスキー、テキーラなどが蒸留酒です。普段、よく飲まれているお酒が醸造酒が多いという方は、ウイスキーへの切り替えでダイエット効果が期待できます。醸造酒と蒸留酒では成分に大きく差があり、一言でいえば、糖質の値が大きく違います。
現在は、糖質offの発泡酒などがよく宣伝されているように、お酒自体に糖質を多く含むものはダイエットには不向きです。例えば、ライザップの食事メニューも糖質を制限しています。蒸留酒の糖質の値は、同じ条件で比べた際に醸造酒より低いのです。
このことから、ダイエット時には蒸留酒がおすすめされているのです。実際にライザップでも蒸留酒の飲酒は適量であれば許されています。
蒸留酒の中でもウイスキーがおすすめな理由
蒸留酒の中でもウイスキーをおすすめする理由は、ウイスキーそのものの美味しさもありますが、一番は香りの芳醇さです。複雑でいて華やかなウイスキーの香りを鼻で感じ、満足感を得られれば、少量の飲酒でも満足感が得られます。
また、平均的に度数が40%ほどあるので、ストレートかロックで飲む場合には、飲み過ぎる危険性が少ないです。そして、そのアルコール度数の強さから普段より飲酒のペースが遅くなり、全体的な飲酒量が減ることも期待できます。
また、ウイスキーはソーダや水で割るので、ビールなどに比べてカロリーを抑えられ、ダイエットに向いています。割材をノンカロリーのものにしたり、割合を自分で変えたりしながらカロリーを調整できる点も嬉しいですね。
飲み方が豊富なことも特徴でしょう。1杯目は水割りやソーダ割(ハイボール)でのどを潤し、爽快感を感じます。2杯目はロックかストレートでゆっくりと時間をかけて味わうなど、飲み方に簡単にバリエーションをつけられるのがウイスキー含め、蒸留酒の長所です。
実際にどうやって飲むのがいいの?
ウイスキーを実際に飲む場合、飲み方は大きく分けて、ストレート、ロック、水割り、ソーダ割、そして他のジュース類で割るなどの方法があります。注意しなくてはいけないのは、ウイスキーの割材は基本的に水かソーダにすること。コーラなどで割ってしまうと、ウイスキーを選ぶ理由である糖質が少ないという利点を生かすことができません。
1杯目は飲みやすく、のどを潤してくれる水割りかソーダ割がおすすめです。爽快感を得やすくするために、よく冷やし、また普段より少しウイスキーの量を少なくしてみましょう。レモンを添えてもいいですね。
2杯目は、ストレートかロックで、ゆっくりと時間をかけて、おつまみがあまり必要ないような飲み方をしましょう。おつまみは、体重増加を促進する一番の原因です。また、2杯目を飲む際は水をを用意しておくことも重要です。
アルコールの強さによる舌のしびれを回復させるためだけではなく、胃や腸を守るためにも、乾いたのどを潤すためにも常にそばに置いておきましょう。
「ダイエット中でもお酒の美味しさに触れていたい人におすすめできるお酒は?」と聞かれた場合、ウイスキーがおすすめです。
普段のお酒をウイスキーに変えてみることでダイエット効果が期待できるかもしれません。特に普段、醸造酒しか飲まない方は、より効果を期待できます。
ただし、適量を守ることが大切。ウイスキーだからいくら飲んでも大丈夫ということではありませんよ。
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