お酒好きにオススメしたい5大産地別玄人好みのウイスキー

お酒好きにオススメしたい5大産地別玄人好みのウイスキー

贈答品として人気のウイスキーですが選ぶポイントはあるのでしょうか?「5大産地」と「玄人好み」をキーワードに、おすすめ5本をご紹介します 2018年03月26日作成

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贈答品として人気のウイスキーですが選ぶポイントはあるのでしょうか?「5大産地」と「玄人好み」をキーワードに、おすすめ5本をご紹介します 2018年03月26日作成

お歳暮やお中元の贈り物にウイスキー。これって結構難しいですよね。ウイスキーと言ってもその味は多種多様。失敗したくないと言う方は、まずは贈る相手の好みのリサーチをしてみましょう。

今回は、
・世界5大産地別
・貰い慣れた人にも『お?』と思わせる
・ちょっと背伸びすれば手が届くお値段
の3点をポイントに、贈り物に相応しいウイスキー5本を選んでみました。

1.スコッチウイスキーのスモーキーさを堪能する、「アードベッグ10年」

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出典:http//bit.ly

スコッチウイスキーの味を表現する際によく使われる「スモーキー」という言葉があります。これは原料であるモルトを乾燥させる際にピートという燃料を使うことで加味される風味のことで、フェノール値という数値が一つの指標になっています。

スコッチウイスキー特有のスモーキーさを堪能出来るのが、この「アードベッグ10年」というブランドです。スコッチウイスキーの中でも最もスモーキーなアイラモルトであり、そのフェノール値は約55ppm。同じくスモーキーモルトの代名詞であるラフロイグは約50ppmで、それを上回っています。独特のクセがあり、あの映画「コンスタンティン」で主人公が飲むお酒として登場するのも頷けます。

贈答用箱入り700mlが4,000円以下で、ネット通販でも複数の扱いがあるため、入手難易度は比較的低めです。スモーキーなスコッチウイスキーがお好みの方には是非試していただきたい一本です。

2.アイリッシュウイスキー特有の甘く重厚な味わい、「レッドブレスト12年」

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胸の赤いコマドリはイギリスで最もよく見かける、なじみ深い野鳥です。その別名を与えられたアイリッシュウイスキーがこの「レッドブレスト」です。アイリッシュウイスキーは、大麦麦芽を発芽させたモルトと未発芽のものとを混ぜ合わせ、石炭や薪で乾燥させて作られるのが特長で、軽い風味と樽の熟成によって育まれた香りが魅力とされています。

「レッドブレスト」は、濃厚な味わいと豊かな香りが特長で、淡麗な他のアイリッシュとは一線を画しています。とはいえ、クセは少なく、濃厚で芯がある味わいは、食後酒としても楽しめるテイストです。

アイリッシュウイスキー自体の国内流通量が少ないため、お値段は5,000円~6,000円と少々お高めですが、現時点の入手は特に問題ないようです。ウイスキーに限らず、甘めのお酒が好きな方に是非おすすめしたい一本です。

3.赤い封蝋は手作りの証、ハンドメイドなアメリカンウィスキー「メーカーズマーク」

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アメリカで生産されているバーボン・ウイスキーは、アメリカらしく、大量生産が可能な穀類をふんだんに使い、オーク樽に入れて熟成されます。ストレートなリカーの味とバニラの風味が特長となっています。

そんな特長のバーボン・ウイスキーですが、この「メーカーズマーク」はホームメイドな雰囲気がある、とてもユニークなバーボンです。ケンタッキーの小規模な蒸溜所で作られ、一本一本に赤い封蝋が施されているそのボトルデザインがまずグッときます。「本当にいいものは誰が飲んでもおいしい」、そんなコンセプトにも思わず共感したくなるでしょう。

シンプルな味わいが魅力の「メーカーズマーク」は2,000円台、夏にぴったりのさわやかなミントジュレップは4,000円台、オークでの後熟で深みを増した46が5,000円台というお値段です。入手難易度は低め。気心の知れた方に贈りたい一品です。

4.カナディアンウイスキーの、「らしさ」と「らしくなさ」を兼ね備えた「カナディアンクラブ クラシック 12年」

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カナディアンウイスキーの歴史はアメリカよりは浅いものの、18世紀後半に生産過剰で余った穀類を有効活用するために本格的な生産が始まったとされています。その後、アメリカの禁酒法時代には影の生産地として発展を遂げました。

特長は、風味のあるフレーバリングウイスキーと、ライトなベースウイスキーの二つをブレンドしている点です。フレーバリングウイスキーの主な原料はライ麦で、ベースウイスキーの原料はとうもろこしであり、醸成に使用する樽も、フレーバリングは内側を焦がした新品か中古の樽、ベースウイスキーにはバーボン樽の再利用品を使います。また、熟成期間は3年以上、蒸溜も熟成もカナダ国内で行うものと、カナダの法律で定められています。

そんなカナディアンウイスキーの代表的なブランドである「カナディアンクラブ」。中でも「クラシック12年」はクセのないスムースな飲み口に、12年間の熟成によるまろやかな甘みが特長です。

飲み方はストレート、もしくはロックがおすすめ。同じブランドの6年ものも販売されていますが、12年ものの方が人気が高いようです。日本に最も輸出されているカナディアンウイスキーなので、入手も問題ありません。お酒が好きだけどウイスキーや洋酒はまだ飲んだことがない方に、飲みやすいお酒としてご紹介したい一本です。でもアルコール度数はしっかり40ありますのでご注意を。

5.森の香りを湛えたシングルモルトのジャパニーズウイスキー「サントリー 白州」

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近年、英国のみならず世界中のウイスキー通の関心を集めているジャパニーズウイスキー。品質が認められ、人気が高まっているのはいいのですが、この影響で、国内では品薄気味となり、価格が高騰したままです。

日本産ウイスキーの人気は、話題性や希少性ばかりが理由ではありません。スコッチウイスキーを思わせるピーティさが特長の余市、リッチで豊かな香味を漂わせる山崎、さらにはそれぞれの土地の素材を生かした地ウイスキーなど、その多彩さが人を魅了してやまないのかもしれません。

そんなジャパニーズウイスキーの中からご紹介する一本は、「サントリー白州」です。サントリーは山崎が有名ですが、白州はそれより若いブランドです。特長は、森を思わせる爽やかな風味と味わいであり、さわやかな甘さの後味も心地よい余韻を感じさせます。

問題は価格と入手難度。まず価格ですが、ノンビンテージで6,000円、12年ものは12,000円を超えてきます。理由はやはり原酒不足による品薄――こればかりは仕方ないですね。ノンビンテージでも白州の魅力は十分味わうことが出来ます。メーカーおすすめのトワイスアップやハイボールも試していいかもしれません。そんな飲み方が好きな方に是非。

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