スコッチウイスキー『グレンフィディック』はシングルモルトの立役者!

スコッチウイスキー『グレンフィディック』はシングルモルトの立役者!

スコッチウイスキー「グレンフィデック」は初のシングルモルトとして注目を集めました。ここでは、シングルモルトのパイオニアであるグレンフィデックのおすすめの飲み方や特徴、歴史を解説していきます。 2017年12月04日作成

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スコッチウイスキー「グレンフィデック」は初のシングルモルトとして注目を集めました。ここでは、シングルモルトのパイオニアであるグレンフィデックのおすすめの飲み方や特徴、歴史を解説していきます。 2017年12月04日作成

シングルモルトの先駆者「グレンフィディック」をご紹介します。1963年に初めて「グレンフィディック」がシングルモルトとして売り出されるまで、ウイスキーにはブレンデッドしかありませんでした。発売当初、同業者たちは個性の強烈なシングルモルトが消費者に受け入れられるとは思えない、などと非常に懐疑的でした。しかし結果的には、個性豊かなシングルモルトは世界中から愛されるようになりました。

グレンフィディックの主な特徴

「グレンフィディック」の特徴は、爽やかかつ軽やかな風味。三角形のボトルの形も独特です。フルーティな香りと蜂蜜のような甘さが際立っていてとても飲みやすく、ウイスキー初心者の方にもおすすめです。ノージンググラスというチューリップ型のグラスで飲むと、その香りがより引き立ちます。現在、世界中で最も売れているシングルモルトであり、日本国内においても非常に人気があります。

グレンフィディックの歴史

出典:https//goo.gl

「グレンフィディック」の歴史は、グラント家の歴史でもあります。創業者ウィリアム・グラントは、1887年にスペイサイドのフィディック川のほとりに蒸留所を建設しました。以後1世紀以上、グレンフィディック蒸溜所はこの谷で創業者ウイリアム・グラントの時代と同じ製法で、優れたモルトウイスキーをつくり続けています。

グレンフィディックの知識

創業当時の蒸溜所は家族によって手づくりで建てられたもので、施設内に必要な設備も中古品を使用していました。100年以上前のクリスマスの朝にモルトウイスキーの最初の一滴を絞り出して以来、現在でも創業当時の製法を守り続けています。初めてシングルモルトとして売り出した1963年には、同業者から無謀な行為と揶揄された「グレンフィディック」ですが、着実に売り上げを伸ばし、現在はシングルモルトの売り上げ数は世界1位です。また、グレンフィディック蒸留所は非常に規模が大きいのが特徴で、醗酵槽24基、初溜釜13基、再溜釜は15基あり、スコットランド最多といわれています。

おすすめの飲み方・シチュエーション

出典:https//goo.gl

他のシングルモルト同様、まずはロックかストレートで風味を味わってみてください。少量加水する飲み方も香りが広がるのでおすすめです。また、「グレンフィディック」は、ソーダ割にしてもおいしいウイスキーです。少し甘めの香りが爽快感を引き立てます。果物をカットして添えると、見た目にも美しく、またフルーティな香りがより際立ってよりおいしく感じられます。おすすめの果物は、青りんごや洋梨などですが、ご自分でお気に入りの果物との組み合わせを考えるのも楽しいかもしれませんね。
シングルモルトの基本形ともいえる「グレンフィディック」をご紹介しましたがいかがでしたか?ウイスキー初心者の方や、強いお酒が苦手な方、女性の方も、果物を添えて飲むなどして、ぜひ試してみてくださいね!
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