カナディアンウイスキーはアメリカ独立戦争の後、一部のイギリス系農民がカナダに移住したことがきっかけで伝わったものです。発展のきっかけは、アメリカの禁酒法でした。
生産が激減したアメリカに向けてカナダから大量に密輸されたことで市場が拡大したものです。
カナディアンウイスキーはライ麦やとうもろこし、大麦麦芽を原料にしてバーボンに似たスパイシーな風味をもつフレーバリング・ウイスキーととうもろこしを主原料にしたマイルドなベースウイスキーをブレンドしてできたライトで香り豊かな味わいが特長です。
今回はそんなカナディアンウイスキーの中でもおすすめの銘柄を5つ、よりすぐって紹介いたします。
カナディアンクラブ
クラウンローヤル
アルバータ
アルバータ スプリングス
マックギネス
トロント市にあるマックギネス・ディスティラーズ社は3つの生産工場を持ち、ウイスキーだけではなくジンやラムと言ったスピリッツ類も製造しています。
カナダでは第3位の規模を誇るメーカーです。主力ウイスキーは5年ものの、その名も「オールドカナダ」。ラベルに開拓時代の雰囲気を伝える絵柄が採用されています。その他には6年熟成のシルクタッセル、独特のボトル形状に絹ひも(タッセル)がかけられているのが特長です。
カナディアンウイスキーはいわゆる世界5大ウイスキーの中で最も軽い味わいで、アメリカンウイスキー同様、麦芽の乾燥時にピートを使わないこともあって非常にクセがないスムーズな味わいが特長です。
その特性からカクテルのベースに使用されることも多いので、「カナディアンウイスキー?飲んだことないよ」、という人でも実はカクテルとして知らず知らずのうちに味わっているかもしれませんね。
- ウイスキー銘柄 - カナディアンウイスキー
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