おすすめアメリカンウイスキー『ジムビーム』

おすすめアメリカンウイスキー『ジムビーム』

ジムビームは手に入りやすく広く飲まれているバーボンウィスキーのひとつ。今回は200年以上の歴史を持つジムビームの特徴や魅力について語ります。 2017年11月24日作成

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ジムビームは手に入りやすく広く飲まれているバーボンウィスキーのひとつ。今回は200年以上の歴史を持つジムビームの特徴や魅力について語ります。 2017年11月24日作成

ジムビームは世界120カ国以上で愛されているワールドワイドなバーボンウイスキーです。1795年の創業以来、200年以上にわたり伝統の製法を守り続けてきました。 2014年、サントリーが総額160億ドルという大型買収を行ったことから、現在の社名はビームサントリー社となっています。

ジムビームの主な特徴

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出典:https//goo.gl

ジムビームの特長はその豊かな香りにあります。これは創業家であるビーム一族に伝わる伝統の自社培養酵母と、ライ麦の比率を上げた主原料によるものといわれています。 現在のラインアップは、ジムビーム(ホワイトラベル)ジムビームブラックラベルジムビームライ(イエローラベル)です。

ジムビームの歴史

1795年、ドイツ移民のジェイコブ・ビームがケンタッキー州バーズタウンで蒸溜所を開きました。以来、ビーム一族出身の7世代の醸造責任者により、伝統のテイストが守られてきました。 ビーム一族でない醸造責任者は現在のジェリー・ダルトン氏で、歴代初となります。2014年に日本のサントリーが総額160億ドルという大型買収を行って話題になったのも記憶に新しいところです。 また、ジムビーム社は多くの蒸溜技術者を輩出しており、その蒸溜技術者が他のメーカーで活躍してきたことから、ジムビームの歴史はバーボンの歴史ともいえます。

ジムビームの知識

ジムビームはもともと、「オールドタブ」という名前で販売されていました。 その後、苦難の禁酒法時代を乗り越えた当時のビーム家の当首、四代目にあたるカーネル・ジェームス・B・ビーム(1864年-1947年)から名前を取って、「ジムビーム」と変更されたものです。 なお、ビーム家の直系は5代目までで、それ以降はジムの娘の嫁ぎ先であるノー家が後を継いでいます。6代目のブッカー・ノーは大量生産のジムビームとは別に、「ブッカーズ」や「ノブクリーク」といった少量生産のバーボンの立ち上げも行っています。

おすすめの飲み方・シチュエーション

軽さと後口が爽やかなジムビーム(ホワイトラベル)のおすすめの飲み方は、ハイボール。今回は、氷を使わないレシピをご紹介しましょう。 まず、ジムビームはあらかじめ冷凍庫でキンキンになるまで冷やしておきましょう。グラスには氷は入れず、よく冷えたジムビームをダブル(60ml)で注ぎます。そこへ炭酸を注ぎ、レモンは絞らずにレモンピールで仕上げます。 このレシピ、元は大阪の老舗BAR「サンボア」が発祥といわれています。また、カクテルベースとしても最適です。例えばサザンジンジャーはいかがでしょうか。レモンジュースとジムビームを1:2で合わせます。好みでジンジャーエールを加えて完成です。夏の暑い時期に、ぐいっと飲みたくなるカクテルです。
ジムビームはサントリーの傘下となったこともあり、日本でも入手しやすいのがうれしいポイントです。バーボンより古い歴史を持つといわれており、19世紀に主流だったライウイスキーもジムビームブランドで販売されています。 ライウイスキーはライ麦比率が51%以上のもの。舌にピリッとくる独特の刺激が美味しいウイスキーです。機会があればこちらもぜひお試しを。
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